【沖縄離島】伊江島に向かうフェリー

沖縄離島のアレコレ

こんにちはYU-KIです!

沖縄の離島伊江島に向かう際のフェリーのアレコレをまとめてみましたー!

ではイク(*´-`)ノ”

沖縄本島の本部港と伊江島の伊江港を結ぶカーフェリーは2隻、その名も…フェリーぐすくフェリーいえしま2隻共車を運ぶ事が出来る為カーフェリーとなっています。
港間の距離は約10.8km所要時間は30分程です。
R6年現在就航開始からフェリーいえしまは10年、フェリーぐすくは5年と新しいので老朽化の問題も有りません。また、大型船なので揺れも少なくエレベーターが有ったりやトイレもバリアフリー対応、無料Wi-Fi等も設置されているので快適に過ごすことができます。
天気の良い日はデッキで景色を見ながら過ごすのも気持ちいです。

フェリーぐすく

  • 船舶の種類   汽船
  • 船質      鋼
  • 竣工年月日   平成30年6月29日
  • 就航年月日   平成30年7月14日
  • 進水年月日   平成30年4月
  • 船舶の所有者  島袋秀幸 (伊江村長)
  • 総重量     987t
  • 最大積載量   448t
  • 全長      76.78m 
  • 幅(型)      13.40m 
  • 深さ(型)     4.60/7.10m
  • 満載喫水線   3.40m  
  • 旅客定員    700人
  • 車両積載数量  43台(乗用車)
  • エンジン    ディーゼル
  • 航海速力    18ノット
  • その他の設備  バリアフリー、フィン・スタビライザーバウスラスターフラップラダー
  • 膨張式救命浮器     714人収容(42人乗り17器)
  • 救命胴衣(大人用)     713
  • 救命胴衣(子供用)     70
  • 救命胴衣(幼児用)     18
  • 救命浮き輪        6
  • 自己点火灯        2
  • 自己発煙信号       2
  • 救助支援艇(エンジン付き) 1(定員6名)
  • 火せん         2
  • 落下傘付信号       4

フェリーいえしま

  • 船舶の種類   汽船
  • 船質      鋼
  • 竣工年月日   平成24年2月20日
  • 就航年月日   平成24年3月15日
  • 進水年月日   平成24年2月
  • 船舶の所有者  島袋秀幸 (伊江村長)
  • 総重量     975t
  • 最大積載量   478t
  • 全長      75.72m 
  • 幅(型)      13.40m 
  • 深さ(型)     4.60/7.10m
  • 満載喫水線   3.30m  
  • 旅客定員    626人
  • 車両積載数量  41台(乗用車)
  • エンジン    ディーゼル
  • 航海速力    16.3ノット
  • その他の設備  バリアフリー、フィン・スタビライザーバウスラスターフラップラダー
  • 膨張式救命浮器        672人収容(42人乗り16器)
  • 救命胴衣(大人用)        636
  • 救命胴衣(子供用)        63
  • 救命胴衣(幼児用)        17
  • 救命浮き輪           1
  • 救命索付救命浮き輪       2
  • 救命浮き輪(自己点火灯付き)    3(発煙信号付き1)
  • 乗り込み用はしご        4
  • 救助支援艇(エンジン付き)    1(定員6名)
  • 火せん            2
  • 落下傘付信号          4
  • 双方向VHF無線電話装置     3
  • 衛生非常用位置表示無線標識  1
  • レーダートランスポンダ     1

満載喫水線まんさいきっすいせん船体が水面より下に入っている深さを喫水きっすいといます。船体が水面と交わっている線を喫水線、荷物を積んだ時、船体の水中沈下が許される最大限度の喫水線のことを満載喫水線と言います。 
フィン・スタビライザー…船の航行時の揺れを抑える減揺装置げんようそうちの一種。
バウスラスター…左右の微妙な角度調整が可能になり、離接岸の時間や手間を省略できて、かつ安全に作業を行えるようになる装置。因みにバウ(Bow)は船首、スラスター(Thruster)は推進装置船で言うプロペラでBow Thruster=船首にあるプロペラということだそう。
フラップラダー…船体の後部に取り付ける装置で船の速度や操舵に応じて動かすことで船の操縦や安定性を向上させるもの
せん…遭難信号の一つで、打ち上げ花火のように上空で紅炎が輝き打ち上げたその方向に遭難船がいることをより遠方に伝えることができるもの。
落下傘付信号…火せんに傘が付いて落下速度が火せんよりも遅い。
双方向VHF無線電話装置…救命いかだ等に持ち込んで救助船等の船舶との 間で通信するための小型携帯無線機、通信可能距離と連続使用時間が比較 的短いので救助船等が近くに来たタイミングで使う無線機。
衛生非常用位置表示無線標識…での捜索救助のための 無線通信システム。
レーダートランスポンダ…遭難や海難事故の際に使用される非常用の通信機。

 沖縄本島と伊江島を結ぶフェリーは伊江村船舶運行事業として大正9年12月1日より創業開始しており、昭和48年に就航したフェリー伊江島は沖縄離島航路初のカーフェリーとなるなど伊江村の振興発展にも関わっています。

歴代のフェリー一覧

   就航         船舶名       最終     
第1船  大正9年   江島丸  老朽廃船
第2船  昭和12年   江島丸  空襲爆破
第3船 昭和22年4月  MGTO 126  台風流失
第4船 昭和22年10月  MGTO 251  進水沈没
第5船   昭和24年  MGTO 259  破天大破
第6船 昭和26年2月   江島丸   売却
第7船 昭和26年9月   伊江丸  老朽廃船
第8船   昭和30年   伊江丸  台風大破
第9船   昭和31年  第3伊江丸  老朽廃船
第10船   昭和36年  第1伊江丸  伊是名いぜな売却
第11船   昭和37年  第2伊江丸  八重山売却
第12船   昭和44年  第1伊江丸   多良間売却
第13船   昭和48年  フェリー伊江島  国外売却
第14船   昭和50年  フェリーく城山  国外売却
第15船   昭和62年   いえしま  国外売却
第16船   平成4年   ぐすく  壱岐いき売却
第17船  平成24年3月  いえしま  現在運行中
第18船  平成30年7月   ぐすく  現在運行中

通常は1日で4便の運航ですが、イベント中やGW、夏休み期間中などは運航表が異なるようです。
また、あまり無いとは思いますが本部港発(沖縄本島発)と伊江港発(伊江島発)逆で見ないように気をつけましょう!!…私が見間違えただけですがww
運航便が増える日にちは毎年微妙に違うようなので伊江村公式HPで確認すると間違いなさそうです。

  伊江港発      部港発   
1便   8:00  9:00
2便   10:00  11:00
3便   13:00  15:00
4便   16:00  17:00

通常時以外の運行表はこちら

ゆりまつり、ゴールデンウィーク期間(1)
(R5年4月22日23日5月6日7日1日7便になります

   伊江港発      本部港発    
1便   8:00    9:00
2便   9:00    10:00
3便 10:00    11:00
4便  11:00    13:00
5便  13:00    15:00
6便  15:00   16:00
7便  16:00    17:00

ゆりまつり、ゴールデンウィーク期間(2)
(R5年4月29日30日5月3日5日1日8便になります

   伊江港発      本部港発    
1便   8:00    9:00
2便   9:00    10:00
3便 10:00    11:00
4便  11:00    13:00
5便  13:00    14:00
6便  14:00    15:00
7便  15:00   16:00
8便  16:00    17:00

夏期間運航
(R5年7月21〜829

   伊江港発      本部港発    
1便   8:00    9:00
2便  10:00   11:00
3便  12:00   13:3
4便  14 30   15:30
5便  16:30   17:30

旧盆運航
(R5年8月30日・31日

   伊江港発      本部港発    
1便   8:00    9:00
2便   9:00    10:00
3便 10:00    11:00
4便  11:00    13:00
5便  13:00    14:00
6便  14:00    15:00
7便  15:00   16:15
8便  16:30    17:30

年末年始運航
(R5年12月31日・R6年1月1日~3日)

   伊江港発      本部港発    
1便   8:00    9:00
2便   9:00    10:00
3便 10:00    11:00
4便  11:00    13:00
5便  13:00    14:00
6便  14:00    15:00
7便  15:00   16:00
8便  16:00    17:00

フェリーの運賃は伊江村民と一般で分かれていたり、自動車や特殊手荷物(自転車、バイク等)の運賃など色々有ります

一般の方の運賃

本部港発旅客運賃
               片道     往復
大人(12歳以上)…     730円   1390円
小人(6歳以上12歳未満)…  370円    710円

団体(15人以上) 往復のみ
大人 …    1320円
小人 …     670円

障がい者          片道     往復 
大人 …         370円   740円
小人 …         190円   380円

伊江港発の旅客運賃
               片道     往復
大人(12歳以上)…     730円   1250円
小人(6歳以上12歳未満)…  370円    630円

障がい者          片道     往復 
大人 …         370円   740円
小人 …         190円   380円

伊江村民の方の運賃

伊江村民の方で住民割り引きカード所持者の方のみが対象となります。
また、割引は障がい者の方以外は往復券のみとなっており払い戻しもできないようです。
               片道     往復
大人(12歳以上)…            430円
小人(6歳以上12歳未満)…         220円

障がい者          片道     往復 
大人 …         140円   280円
小人 …          70円   140円

車を乗せる際の運賃


車をフェリーに乗せる際の乗船券は運転手1名分も含まれているので注意が必要です
一般的な車の全長の目安は
軽自動車だと3m以上4m未満、普通自動車で4m以上5m未満で見ておけば大丈夫でしょう。
普通のハイエースで4.7m、スーパーロングで5.4mくらいなので大抵の車は大丈夫ですが、SUVや大型セダンなど5mを超える車両も有るので予め車検証を確認をしておくようにしましょう。
また、車両航送付き乗船券を購入する際は窓口で車検証の確認も有るので持っていくようにしましょう

本部港発で車を乗せる場合…

車の長さ  片道運賃   往復運賃 
3m未満  2,530円  4,810円
3m以上4m未満  3,150円  5,990円
4m以上5m未満  3,990円  7,590円
5m以上6m未満 5,200円  9,880円
6m以上7m未満 6,650円  12,640円
7m以上8m未満 7,860円 14,940円
8m以上9m未満 8,940円 16,990円
9m以上10m未満 9,920円 8,850円
10m以上11m未満 10,770円 20,470円
11m以上12m未満 11,720円 22,270円
1m増すごとにプラス980円

伊江村民の方で住民割引カードを所有している方は往復で割引があるようです

車の長さ  片道運賃   往復運賃 
3m未満    3,990円
3m以上4m未満    5,170円
4m以上5m未満    6,770円
5m以上6m未満   9,060円

二輪車運賃

車と同じで、自転車やバイクを乗せる時も運賃が必要です
また、この二輪車の運賃には旅客運賃(運転手分)は含まれませんので注意してください。

  片道運賃    往復運賃  
自転車    600円  1,200円
原付自転車(50cc未満)   780円  1,560円
原付自転車(50cc以上125cc未満)  1,020円  2,040円
二輪自動車(125cc以上)  1,260円  2,520円

本部港と伊江港を往復するフェリーいえしまぐすくの貸船の料金は以下のようです

運航範囲
伊江港〜本部港間】 
1.貸船料金は、基本料金と燃料消費料金との合計とする。
  (1) 基本料金=いえしま、ぐすく3時間以内の1往復   30万円
     3時間を超えて貸船する場合は1時間増すごとに5万円加算する
  (2) 燃料消費料金=該当運航に要した燃料費を算出すた金額
2.救急患者を輸送する場合は所定料金の4割引とする。

その他の航路

1.貸船料金は基本料金と燃料消費料金及び保険料金、その他貸船運航に要した費用の合計額とする。
  (1)基本料金=いえしま、ぐすく1日8時間以内     50万円
    8時間を超えて貸船する場合は1時間増すごとに6万円加算する。
  (2)燃料消費料金=該当運航に要した燃料費を算出した金額
  (3)保険料=該当航路に掛かる回航保険料
  (4)その他=乗組員の貸船中の食糧費及び手当など
2. 村内の団体で公の利益の供する目的で傭船する団体に対しては、2割の範囲内で料金の割引きすることができる。

引用”伊江村船舶運航事業条例より

まとめ

沖縄本島と伊江島を結ぶフェリーは基本的に1日4便づつ、船酔いが酷い私でも全然平気なくらい船は安定していて快適でした。また旅行で行かれる際レンタカーを借りている場合は伊江島でレンタカーをするよりも普通車であれば車ごとフェリーで渡った方がお得になるかと思います。

参考、引用元資料
『伊江村船舶運航事業会計_経営戦略プラン』
伊江村公式HP

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